笑いのカイブ‪ツ‬

ネタバレありの感想です

原作の方は芯は面白いけれど無駄な所も多かった気がする。時系列バラバラに書いているから落語の投稿は最後にして欲しくなかった

絶望の大喜利が最後で良かったと思う
あとがきの元彼女のくだりもいらなかった

小説渡すのはお母さんかピンクさんか劇場の当時の支配人さんか一緒に漫才作った芸人さんの方が良かった

元彼女の場合はよりを戻せたならありだろうけどもう完全に脈がなさそうな書き方だったので書かないで欲しかった

そういう不満点を全てカットした漫画版はすごくわかりやすくまとめられていて、原作者が伝えたそうな事がうまく伝わるように完璧な感じに仕上がっている。絶望の大喜利を最後に持ってきたセンスが良い

数少ない登場人物の中でもピンクさんが特に印象に残った。ピンクさんは破天荒だが芯が優しい人なんやろと思う

お母さんも若い頃はよくわからない人だったけど、主人公が大喜利レジェンド目指し始めた頃から優しい人なんやなという事がわかった

腸が三箇所も破れるほど努力するのはものすごい。原作者は相当一途な人なんだろうと思う