



粘土憧憬
サンダーロードスタイル
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5.0 • 2件の評価
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- ¥400
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発行者による作品情報
自分が何かを形にするとき、たぶんですがその原動力は「憧憬」です。ドウケイ、すなわちアコガレ。モチーフに抱く憧憬こそが創作の点火プラグでありエンジンでありガソリンでもあります。
商業原型師として毎日スカルピーをコネくり回す日々が、長いもんでもう12年近く。いい加減コネ飽きたかというと意外とそうでもなく、仕事でバカみたいに作り散らかしておきながら、ネンドで遊びたいという気持ちがおさまる気配はまったくなし。機会さえあればまだ新作をコネ回そうとする衝動が突き上げてくるわけです。まったくもってネンドをいじるのは楽しい。まだ全然楽しい。
だから、何書こうかとなった時、自分が作るにおいて楽しんでいる点、造形における子供じみた興奮、すなわち憧憬について書くのがいいんじゃねーかなと思い至ったわけです。怒りや疑問はネンドにぶつけない。まっすぐ見上げる憧憬や抑えきれない情熱をこそ、ネンドで形にしてみようじゃないかっつー話を、どうすか。 本文より
粘土憧憬【目次】
【序 ネンドドウケイ】
【其の壱 ローガンドウケイ】
【其の弐 スネークドウケイ】
【其の参 アンパンドウケイ】
【其の四 フクロクドウケイ】
【其の伍 ジジイドウケイ】
【其の六 ラモーンドウケイ】
【其の七 クリーチャードウケイ】
【其の八 オートモドウケイ】
【其の九 タワムレドウケイ】
【其の拾 シロクロドウケイ】
奥付