終りに見た街/男たちの旅路 スペシャル〈戦場は遙かになりて〉 終りに見た街/男たちの旅路 スペシャル〈戦場は遙かになりて〉

終りに見た街/男たちの旅路 スペシャル〈戦場は遙かになりて‪〉‬

    • ¥2,800
    • ¥2,800

発行者による作品情報

山田太一の戦争にまつわる珠玉シナリオを集成!(すべて初活字化)

戦時中にタイムスリップしてしまう家族を描く衝撃作『終りに見た街』(2005年リメイク版)、
今まで活字化を許可されていなかった
『男たちの旅路 スペシャル〈戦場は遙かになりて〉』、
その他映画のための未発表シナリオなど全4篇+掌篇・講演を収録。
『ふぞろいの林檎たちV/男たちの旅路〈オートバイ〉』に続く
山田太一未発表・未活字化シナリオ集第2弾。

*ある日突然、戦時中の昭和19年にタイムスリップしてしまう平凡な家族。彼らは敗戦間近の食糧不足・国家総動員そして大空襲の時代を生き残ることができるのか……衝撃的な結末が話題となった『終りに見た街』は1981年に小説として発表され、翌年ドラマ化、さらに2005年にリメイクするほど山田太一自身思い入れのある作品である。今回リメイク版を初の活字化。
*鶴田浩二主演の名作ドラマ『男たちの旅路』シリーズの掉尾を飾るスペシャル版〈戦場は遙かになりて〉は、今まで待望されながらも山田太一が活字化を許可していなかった。今回初の単行本収録となる。
*中国残留孤児問題を取り上げた映画シナリオ『唐津湾夕景』(1975年)、アラブ紛争地域に住む日本人を描く舞台作品『砂の上のダンス』の映画化シナリオ(2000年代)はともに未発表作品。
*附録として掌篇「叔父さんの下町」(単行本未収録)、戦争体験を語る貴重な講演(抜粋)を収録。

編・解説 頭木弘樹
はじめに(頭木弘樹)

叔父さんの下町

終りに見た街
男たちの旅路 スペシャル〈戦場は遙かになりて〉
砂の上のダンス
唐津湾夕景

少年期の飢餓体験ーー講演「テレビとわたしーーわたしの作品を通してーー」より

収録作品について(頭木弘樹)

ジャンル
小説/文学
発売日
2024年
8月15日
言語
JA
日本語
ページ数
454
ページ
発行者
国書刊行会
販売元
Digital Publishing Initiatives Japan Co., Ltd.
サイズ
1.2
MB
異人たちとの夏(新潮文庫) 異人たちとの夏(新潮文庫)
1991年
終りに見た街 終りに見た街
2013年
岸辺のアルバム(01) 岸辺のアルバム(01)
2009年
空也上人がいた 空也上人がいた
2014年
岸辺のアルバム(02) 岸辺のアルバム(02)
2009年
飛ぶ夢をしばらく見ない 飛ぶ夢をしばらく見ない
2013年