絵草紙屋善右衛門─女郎蜘蛛の女 絵草紙屋善右衛門─女郎蜘蛛の女

絵草紙屋善右衛門─女郎蜘蛛の‪女‬

    • ¥530
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発行者による作品情報

ほれ、姫貝の中から淫水が溢れ出してきた。こんな痛い目ぇに遭いながら股間を濡らすとは、お前はほんにいやらしい女子やなあ──仕上げの墨を入れられている美貌の女侠客、お蝶を眺めながら男が言葉をかける。痛みは、とうに官能に変わっていた。苦悶は理性を飛ばし、何も考えられなくなっていった。おまけに、子分の伝吉は、褌のそこを大きくしていて──「なあに。艶本を出して首が飛んだ人間は居ませんよ」写生主義者を任じる、江戸の版元、阿波屋善右衛門。そこに連座する、上方なまりの戯作者、星川寒山。情念の絵師、甲斐山東斎。この三人の奸計が生み出す危な絵の舞台を濃密に描く、著者、渾身の傑作時代官能シリーズ!!

【著者略歴】
越後屋(えちごや) ─ 2005年、『夜の飼育』で第三回幻冬舎アウトロー大賞特別賞を受賞し、作家デビュー。男くさい主人公やハードボイルドな作風の一方で、繊細な若者の感情を描いた作品なども得意とする。

ジャンル
小説/文学
発売日
2022年
10月28日
言語
JA
日本語
ページ数
120
ページ
発行者
株式会社大航海
販売元
Digital Publishing Initiatives Japan Co., Ltd.
サイズ
556.5
KB
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