続 氷点(下)
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3.8 • 11 Ratings
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Publisher Description
心晴れぬまま大学生となった陽子は、ある日キャンパスで実母・恵子の次男・達哉と出会う。達哉は異父姉と知らぬまま、以後、陽子に直情的に近づいてくる。それをきっかけに、陽子を中心とした複雑な人間関係が白日のもとにさらされ、それぞれの罪と秘密が明らかになっていく。そして陽子が恵子と顔を合わせる日がやってくる――。人間の愛と罪と赦しをテーマに繰り広げられた壮大なストーリー、いよいよ感動の結末。
GENRE
Fiction & Literature
RELEASED
2012
July 25
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
300
Pages
PUBLISHER
KADOKAWA
SELLER
DWANGO Co., Ltd.
SIZE
1
MB
Customer Reviews
fntcbst
,
作品も著者も時代も壮絶
原罪がテーマになっており、それは作品の中でも示唆(または明示)されるが、宗教的色合いはそれほど濃くない。いや、この点に関しては受け止め方に個人差があるかもしれない。私はいかなる宗教をも信仰しない立場だが、作品を読み進める障害になるほどの影響を感じなかった。
いずれにしてもこの作品は、一つの小説として奥行きの深さを感じる。不朽の名作と呼ばれることに違和感がない。