緋色の帽子の女 緋色の帽子の女

緋色の帽子の‪女‬

    • ¥250
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Publisher Description

「ねえ、聞いてよママ」と愛里咲が夫・啓の体たらくさを義母に愚痴り、啓も啓で「お母さん、最近…」と母に不満を吐く。スナック「路傍の石」を営む妻と、その妻に尻を叩かれるも書けない作家の夫。ある日、啓がカウンターに残された女性ものの帽子を見つけ、妻に持ち主を尋ねると「きれいな人よ」と答えられ、啓の探求心、創作心にわずかに火がつき…。今最も新作が待ち焦がれる作家が、愛らしい日常と人情の機微をコミカルに描いた掌編。寺地はるな(てらち・はるな)1977年、佐賀県生まれ。大阪府在住。2014年、『ビオレタ』で第4回ポプラ社小説新人賞を受賞しデビュー。2020年、『夜が暗いとはかぎらない』が第33回山本周五郎賞候補作に。令和2年度「咲くやこの花賞」(文芸その他部門)受賞。2021年、『水を縫う』が第42回吉川英治文学新人賞候補作にノミネートされ、第9回河合隼雄物語賞を受賞。『大人は泣かないと思っていた』『今日のハチミツ、あしたの私』『ほたるいしマジカルランド』『声の在りか』『雨夜の星たち』『ガラスの海を渡る舟』『タイムマシンに乗れないぼくたち』など著書多数。

GENRE
Fiction & Literature
RELEASED
2022
May 6
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
40
Pages
PUBLISHER
U-NEXT
SELLER
U-NEXT CO., LTD.
SIZE
1.5
MB