罪と罰の古代史
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隋唐をモデルに体系的な刑法を定めた古代日本の刑罰には、どのような特徴があったのか。魏志倭人伝にみえる邪馬台国の法文化、盟神探湯(くがたち)などの神判から、律令法の成立と多様な刑罰、平安期の朝廷裁判と検非違使の活躍まで―。徐々に変化する様相をたどり、神法と俗法が重なり合う複雑な実態を、古代中国法、現代法とも比較しつつ、わかりやすく解説する。