羅城門に啼く(新潮文庫) 羅城門に啼く(新潮文庫)

羅城門に啼く(新潮文庫‪)‬

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発行者による作品情報

平安の都は荒れ果てていた。親に名前もつけてもらえず、一生消えぬ傷痕を背負ったイチにとって、盗みも人を殺(あや)めるのも生き延びる手段だった。そこに聞える空也上人の念仏。反発しながらも上人に従うイチは、ある時瀕死の遊女(あそびめ)を救う。初めて感じる人のぬくもり、娘との平穏な時。だがそこに現れたのは……。悪夢、慟哭、人生の再生。地べたに生きる人々を描く著者の傑作。京都文学賞受賞作。(解説・細谷正充)

ジャンル
小説/文学
発売日
2024年
3月28日
言語
JA
日本語
ページ数
160
ページ
発行者
新潮社
販売元
Shinchosha Publishing Co., Ltd.
サイズ
1.3
MB

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