美しい脳図鑑
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- ¥1,100
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発行者による作品情報
依存症・ストレス・夢・記憶…原因は脳にあった! 詳細なビジュアルとやさしい解説で脳のしくみが楽しく理解できる! 巻頭特集では「脳活最前線!」というテーマのもと、fMRI(磁気共鳴機能画像法)やトラクトグラフィー、NIRS(近赤外分光脳計測)といった最新の科学技術や脳を検診するミクログリア細胞を徹底紹介します!
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[特集内容]
●表紙●巻頭特集「脳活最前線」●Section1「脳の存在」●Section2「脳の構造」●Section3「脳と情報」●Section4「脳と感情」●Section5「脳内麻薬」●Section6「脳の快適化」●巻末特集「Dr.BRAINに聞く」
カスタマーレビュー
偽りなく脳の美しい図鑑である
同じようなシリーズに「脳と人体の本」があるが、こちらは「脳」に絞った解剖生理学であるため、専門的に扱った分だけ読み応えがあった。
胎児の時期には見える「島葉」は、終脳からの発生であろうとされている。機能は、味覚・痛覚・内臓感覚・自律神経機能のほか喜怒哀楽に関連し、薬物依存の関連も示唆されているが、まだまだ不明なものである。それ以外にも現時点で不明な点が多い「脳」であるが故に興味関心が尽きることがない。また、原始の海から生命が生まれたとあるが、海では生物有機分子は拡散することはあっても重合はしない。水中では加水分解が進行するからである。現在では、原始の海は生命の母とは言えない。
索引がないのは残念だが、専門書のように高価でなく、グラフィックが美しい、文章が簡潔でわかりやすい、「脳内麻薬」や「Dr.Brain」など興味を引く内容となっている。
まさにタイトルに偽りなしである。