老子と猫から学ぶ人生論 だいじょうぶ。 老子と猫から学ぶ人生論 だいじょうぶ。

老子と猫から学ぶ人生論 だいじょうぶ‪。‬

ニャンとか生きていけるよ

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    • ¥1,300
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Publisher Description

競争社会で疲れてしまった人が多い現代。努力してがんばってもなかなか報われない時代に、古代中国の思想家・老子は、「あるがままに、ただ、そこにいるだけでいいんだよ」「がんばらなくていいんだよ」と、私たちにやさしく語りかけてくれます。また、「宇宙には人為の及ばない法則(道)があり、万物はその道から本性(徳)を与えられる」という「無為自然」の思想に気づかせてもくれます。そんな老子の言葉は、厳しい自然の中ですべてを受け入れ、悠々と生きる外猫たちの生き方に通じるものではないでしょうか。本書は、老子の教えを、たくましくしたたかに、そして与えられた場所であるがままに悠々と生きる猫たちの姿から学ぶ一冊。生きるを知るには「生きていくこと」が重要だという、猫のメッセージ(「生きるヒント」)を、凛々しくかわいらしい猫の写真を交えながら老子の言葉とともに紹介します。

GENRE
Nonfiction
RELEASED
2014
March 11
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
31
Pages
PUBLISHER
PHP研究所
SELLER
PHP Institute, Inc.
SIZE
11.2
MB

Customer Reviews

サモトラケのニャンコ ,

老子を猫から学ぶ

『老子』は、釈迦の教えと同じように世の中の理を説いた哲学である。難解な理を実生活で生かす処世術でもある。それを、現代風に非常にわかりやすく説いたのが本書である。『老荘思想』のessential版と言ってもよいぐらい親しみのある文章であり、的確でもある。しかも、猫の目から見たり、猫の行動から学べるようになっている。
猫とヒトとの関係も不思議である。犬は約一万年前にオオカミから家畜に成功したと言われる。
オオカミ社会の集団性を生かし、家畜化に成功したが、長い時間がかかったという。ヒトと協力して狩猟をしたり、食料が乏しいときにはヒツジやウシ同様食料にしたりしたという。
猫は、数いる家畜の中で唯一、猫の方からヒトに近づいてきた動物である。ネズミやヘビなどから食料を守ったり、病原菌からヒトを守ったりしてきた。
猫の気品あふれる佇まいや行雲流水な態度、世界の理を沈子黙想している姿は神々しさえも感じられる。存在そのものが『老荘』的であると感じざるを得ない。
この本を読んで、『老子』や『荘子』を読むきっかけになると期待される一冊である。

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