聞かせて、おじいちゃん
原爆の語り部・森政忠雄さんの決意
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- ¥1,700
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発行者による作品情報
話したくない。6年生で被爆してから59年間、心の奥底に閉じこめてきた原爆の記憶。おじいちゃんは、その暗く重い記憶をいかに開き、語り部となっていったのか。そのきっかけをつくった孫娘は、祖父の語りをどのように聞いたのか。人類史上初となる広島の惨禍から75年以上が過ぎ、次第に失われつつある原爆の記憶を、祖父と孫それぞれの成長に重ねながら記録するノンフィクション。第46回日本児童文芸家協会賞、受賞作。