臨終師フォン 臨終師フォン

臨終師フォ‪ン‬

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発行者による作品情報

東京・横田カオルーンで誕生した人工知性体シンカインドにより、世界が変革した近未来では、社会は二つに分かれていた。一つはテラネットと呼ばれる分散ネットワークなどの技術により、労働も不要であり持続可能な社会を実現したニューテラ。もう一つは、いまだに資本主義、民主主義、インターネットという旧価値観を持つオールドテラだ。<最後の国家間戦争《二分間戦争》から10年後の2055年。フォンは、シンカインドの開発者でありながら、いまは臨終師として旅をしていたが、シンカインドの祖アスラからの頼みを受け、友人のクローンである少女レイラとともに、横田カオルーンへあるものを届けることになる。しかし世界的な宗教家であり、《LA死刑囚実験》の唯一のサバイバーであるエドムンド・サンチェスが、それを妨害しようとする…。本書は、技術予測と社会変化予測から導き出された、可能性のある未来の一つを描いた未来予測小説である。

ジャンル
SF/ファンタジー
発売日
2023年
1月8日
言語
JA
日本語
ページ数
269
ページ
発行者
HIRO Atsumi
販売元
Hiro Atsumi
サイズ
1.1
MB