自分で選んでいるつもり―行動科学に学ぶ驚異の心理バイアス
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4.3 • 3件の評価
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- ¥1,900
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発行者による作品情報
「心の癖」を知れば、人の行動は変えられる。
行動科学をマーケティングに応用する専門家が解き明かす、
16と1/2の強力な心理バイアスと、ビジネスにおける実践例。
無意識のバイアスが「欲しい」を導く。
「産出効果」や「レッドスニーカー効果」、「ピーク・エンドの法則」など、
行動科学や心理学を応用し、メッセージやデザイン、見せ方を変えれば、購買行動は大きく変わる。
ビジネスの成功の鍵を握る知見が満載!
衝撃の内容に大絶賛の嵐!
「今日のうんざりするほど直接的で、事務処理的なマーケティングに対する解毒剤となる書」
――ローリー・サザーランド(オグルヴィUK副会長、『欲望の錬金術』著者)
「行動科学とその応用方法について知りたければ、本書を読めばよい」――ジョーナ・バーガー(ペンシルヴェニア大学ウォートン校教授、『THE CATALYST』著者)
「人々はしばしば認知バイアスのせいで驚くような行動をする。本書はこれらのバイアスとその応用方法についての明快なガイドである」――マシュー・サイド(『失敗の科学』著者)
APPLE BOOKSのレビュー
自分だけの直感や経験に従って選択している行動が、実は、人間が生来持っている「心の癖」によって導かれたものとしたら、あなたはどう感じるだろうか。すべてのビジネスパーソン必読の本書は、マーケティングに「行動科学」を応用するプロフェッショナルである著者が、あなたの日々の選択に無意識に働いている強力な心理バイアスの仕組みを明らかにし、ビジネスを成功に導くための知見と実践例を丁寧に教える。例えば、簡単に開けられるキャップ式のワインを飲んだグループよりも、開けづらいコルクを引き抜く「ポンッ」という音を聞いたグループの方がそのワインをおいしく感じることが実験で明らかにされている。つまり、あえて「面倒にする」ことが人々の関与度を高め、ブランドの好感度向上につながる。このように、読めば誰もが納得してしまう「ハロー効果」や「ピーク・エンドの法則」といった行動科学の原理原則に分かりやすく、説得力を持って触れられる。行動科学をテーマにした本にふさわしく、知識を得るだけで終わらせることなく、今日から自分の仕事に応用する「行動」に移すための細かな配慮にあふれているのもうれしいポイントだ。