自由とセキュリティ 自由とセキュリティ

自由とセキュリテ‪ィ‬

    • ¥1,000
    • ¥1,000

発行者による作品情報

安全への渇望か――。
それとも、多様性の重視か――。

私たちはいったい何を望んでいるのだろうか?

ミルやホッブズ、ルソー、バーリン、シュミット、フーコーという六名の思想家の名著から“今”を読む


【推薦コメント】
人権か、覇権か。究極の難問に答える先人たちのエッセンスが詰まっている。
政治学者・姜尚中氏より

一流の思想を学ぶことは、三流の思想に囚われないためのセキュリティになる。
憲法学者・長谷部恭男氏より

【内容】
新型コロナ・ウイルス感染症の蔓延やロシアのウクライナ侵攻以降、人々が強く欲したセキュリティ。しかし、それと引き換えに脅かされたのは、自由と多様性だった――。
本書は、権力論・自由論研究の第一人者である著者が、ミルやホッブズ、ルソー、バーリン、シュミット、フーコーという六名の政治思想家の名著をアクチュアルに読解。
権力の一元化への衝動が強まる昨今の状況に一石を投じる。
真偽不明な情報や言説が飛び交う中、よりよく生きるための羅針盤は、古典の言葉にこそある。

【目次】
第1章:ミル『自由論』を読む
第2章:ホッブズ『リヴァイアサン』他を読む
第3章:ルソー『社会契約論』他を読む
第4章:バーリン「二つの自由概念」他を読む
第5章:シュミット『政治的なものの概念』を読む
第6章:フーコー『社会は防衛しなければならない』を読む

ジャンル
ノンフィクション
発売日
2024年
4月24日
言語
JA
日本語
ページ数
208
ページ
発行者
集英社/集英社新書
販売元
Shueisha Inc.
サイズ
614.2
KB
丸山眞男セレクション 丸山眞男セレクション
2010年
政治的思考 政治的思考
2013年
「自由」の危機 ――息苦しさの正体 「自由」の危機 ――息苦しさの正体
2021年
これが憲法だ! これが憲法だ!
2013年
「改憲」の論点 「改憲」の論点
2018年
憲法と民主主義の論じ方 憲法と民主主義の論じ方
2016年