花井沢町公民館便り(3)
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3.4 • 9件の評価
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発行者による作品情報
2055年。わたしたちの町・花井沢町は、ある事故に巻き込まれ外界から隔離されてしまいました。どこにも行けず、誰もやってこない。いずれ滅びるこの町で、わたしたちは今日も普通に生きています。町で生まれ育ち、外の世界を知らない希。彼女と境界越しに知り合って恋人になった「外」の住人・総一郎。二人は境界をまたいで家を建て、不格好な同居を始めるが……町で起きる喜びと悲哀を静かにつづる連作集、いよいよ完結。
カスタマーレビュー
づんづん
、
素晴らしい作品。再評価されて欲しい
この作品は、単行本のみ、各巻にショートエピソードが追加されています。ネタバレになるので内容には触れませんが、どれも素敵で、特に3巻のものが大好きです。
販売数はふるわなかったそうですが、世界観や登場人物が素晴らしく、いまだにことあるごとに思い出す、とても面白い作品です。