花電車芸人 色街を彩った女たち 花電車芸人 色街を彩った女たち

花電車芸人 色街を彩った女た‪ち‬

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表の歴史には絶対に出なかった、知られざる裏芸能史!



花電車芸とは、女性器を使って芸をすることである。

花電車(装飾された路面電車)は客を乗せないことから、男を乗せない芸者がそう呼ばれるようになった。

戦後の色街や花街の摘発によって職を失った芸妓たち。彼女たちはストリップ劇場に流れ、芸を披露してきたのだ。

しかし、日本で花電車芸を披露する者は、いまや十指にも満たない。

テレビで映される芸ではない。伝統芸能として称賛され、国から保護される芸でもない。

だが、世の片隅で人々の心をとらえ続けてきた庶民の芸である。



女性器を使って、バナナを切る、ラッパを吹く、吹き矢を飛ばす、火を噴く、花を活ける、台車を引く、コインを一枚一枚出していく等々。

前代未聞の芸が脈々と伝えられていた。

いつ始まった?秘技はどう受け継がれてきたのか?

色街を取材し続けたルポライターが秘史を探る!



正史では触れられない、庶民の芸の歴史と芸人の姿。

■「私のお股から火を噴いてみせましょう」

■両国は見世物小屋で栄えていた

■「コインを一枚一枚、アソコから出していくんですよ」

■親子二代のストリッパーになる

■ストリップは新宿で産声を上げ、浅草で隆盛を迎えた

人は生きていくうえで、闇を必要とする。かつてはその闇がストリップ劇場であり、見世物小屋であったのだ。



【目次】



まえがき

第一章 生ける伝説、ファイヤーヨーコ

第二章 花電車芸、その起源を探る

第三章 異端の芸人たちは極みに至る

第四章 ストリッパーたちは見た

第五章 花街、その興亡をたどる



あとがき

主要参考文献

GENRE
Nonfiction
RELEASED
2020
March 7
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
157
Pages
PUBLISHER
KADOKAWA
SELLER
DWANGO Co., Ltd.
SIZE
3
MB
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