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発行者による作品情報

研ぎ澄まされた理知ゆえに、青春の途上でめぐりあった藤木忍との純粋な愛に破れ、藤木の妹千枝子との恋にも挫折した汐見茂思。彼は、そのはかなく崩れ易い青春の墓標を、二冊のノートに記したまま、純白の雪が地上をおおった冬の日に、自殺行為にも似た手術を受けて、帰らぬ人となった。まだ熟れきらぬ孤独な魂の愛と死を、透明な時間の中に昇華させた、青春の鎮魂歌である。

ジャンル
小説/文学
発売日
1956
3月10日
言語
JA
日本語
ページ数
254
ページ
発行者
新潮社
販売元
Shinchosha Publishing Co., Ltd.
サイズ
894.8
KB

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