落語と小説の近代 落語と小説の近代

落語と小説の近‪代‬

文学で「人情」を描く

    • ¥3,200
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発行者による作品情報

江戸期から明治期にかけて、大衆芸能である落語は小説にどのような影響を与えたのか。落語は西洋近代とどのように出会い、どのように向き合ったのか。



三遊亭円朝の「怪談 牡丹灯籠」「怪談乳房榎」「真景累ヶ淵」「錦の舞衣」のほか、三遊亭円遊、快楽亭ブラック、談洲楼燕枝など、同時代に活躍した噺家による落語も議論の俎上に載せて、明治期の物語の様相や「人情」の語られ方を丁寧に読み解いていく。



これらの議論を通じて、言文一致をめぐる問題、坪内逍遥の「人情」論を再考するとともに、小説が落語に翻案されるプロセス、物語が小説・落語・講談などのメディアを越境する諸相を分析し、日本近代文学研究、アダプテーション研究の新たな地平を示す。

ジャンル
小説/文学
発売日
2023年
2月24日
言語
JA
日本語
ページ数
319
ページ
発行者
青弓社
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
8.4
MB
ライトノベル・フロントライン2 ライトノベル・フロントライン2
2016年
遥かに届くきみの聲 遥かに届くきみの聲
2020年
浅草文豪あやかし草紙 浅草文豪あやかし草紙
2019年
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2018年
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2018年
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2023年