蒼の上海-Sogen SF Short Story Prize Edition-
-
-
1.0 • 1件の評価
-
-
- ¥250
-
- ¥250
発行者による作品情報
地球が蒼類と呼ばれる異生命体に支配され、ほとんどの生き物が死滅した未来。一部の人類は海底都市へと逃げ込み、人造人間〈イレニアム〉たちを使役して海中に潜んで暮らすようになっていた。荒廃した中国・上海に、六つのポッドが着底した。海底から送り込まれたイレニアムの作戦部隊だ。彼らの任務は蒼類の活動を抑制する酵素を持つ陸生サンゴ・アマノリスの採取することだった。隊員のアニカは生まれて初めて大地を踏みしめ、訓練の記憶を頼りに街を駆け抜ける。しかし、作戦遂行のために脳内に埋め込まれた装置が解除されたことで、その視界に色彩あふれる幻の上海の姿が現れ……自らの使命と向き合う主人公の心の機微を、現実と幻が交錯する都市の姿に重ねて描く、第11回創元SF短編賞受賞作。※本電子書籍は、『Genesis されど星は流れる』(東京創元社 2020年8月28日初版発行)に収録の「蒼の上海」のみを電子書籍化したものです。『Genesis されど星は流れる』全ての電子書籍版ではございませんのでご注意ください。
射手座の香る夏-Sogen SF Short Story Prize Edition-
2021年
神の豚-Sogen SF Short Story Prize Edition-
2021年
風になるにはまだ-Sogen SF Short Story Prize Edition-
2022年
竜と沈黙する銀河-Sogen SF Short Story Prize Edition-
2023年
喪われた感情のしずく-Sogen SF Short Story Prize Edition-
2024年
観覧車を育てた人-Sogen SF Short Story Prize Edition-
2025年