蒼太の包丁1
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発行者による作品情報
北丘蒼太・20歳。銀座の名店『富み久』で、厳しいけれど情に厚い親方のもと、板前めざして奮闘中。いつの日か、人の心に届く料理を作るために…。
APPLE BOOKSのレビュー
銀座にある高級料亭で追い回しと呼ばれる板前見習いの日常を描いた「蒼太の包丁 銀座・板前修行日記 01」。北海道で料亭を営む父と板場に立つことを夢見て上京した蒼太は、日本屈指の料理人である富田久五郎に見込まれて弟子入りを果たす。地方でのんびり育ったお人好しの蒼太は、シングルマザーの早苗の娘に弁当を作る約束をするなど、図らずも誰かの悩みや問題に首を突っ込んでしまう。そのたび、九五郎や兄弟子に叱られたり、見守られたりしながら、料理を通じて問題を解決していく。料亭に集う人々の人間ドラマを通じて、料理の腕を磨く以上に、おもてなしの心や人間力を身に付けることこそが本当の修行なのだということを教えてくれる。料理にたとえるならば、見目麗しい会席料理ではなく、出汁が染みた煮物のように味わい深く、心に沁みる物語といえる。
カスタマーレビュー
新山HEY
、
これは
オモシロイイイイイイイイイイ