虚擬街頭漂流記 虚擬街頭漂流記

虚擬街頭漂流‪記‬

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発行者による作品情報

第一回島田荘司推理小説賞受賞作

2020年、台湾政府は大地震の被害で寂れた台北きっての繁華街・西門町をネット上に仮想都市として再建する計画を進めていた。仮想都市=ヴァーチャストリートの制作に携わるエンジニア・顔 露華はシステムのバグを点検するため、上司の大山とともにヴァーチャストリートへ進入し、謎の男の撲殺死体を発見する。
仮想空間でその人間に起った出来事は、特殊なスーツを装着することで現実の人体にも反映される。つまり、現実世界でもその男は殺されたのだ。だが、殺人が起った時間帯にヴァーチャストリートに存在したのは露華と大山のみ。しかも二人には完璧なアリバイが? SF的設定の中に構築された高度なトリックと、結末に思わず涙する感動のストーリー。アジアから逆輸入された21世紀本格ミステリーの傑作登場。

ジャンル
小説/文学
発売日
2010年
4月10日
言語
JA
日本語
ページ数
408
ページ
発行者
文藝春秋
販売元
BUNGEISHUNJU LTD.
サイズ
3.8
MB