虚構の昭和史 海軍善玉論、石原莞爾名将論の陥穽 虚構の昭和史 海軍善玉論、石原莞爾名将論の陥穽

虚構の昭和史 海軍善玉論、石原莞爾名将論の陥‪穽‬

保阪正康 その他
    • ¥1,300
    • ¥1,300

発行者による作品情報

創られた英雄、偽りの名将。

隠蔽された失敗、糊塗された責任。

戦後、陸海軍は歴史修正(メイキング)を如何にしたのか?

現代史家を代表する三人が事実だけでなく、虚構を生む土壌まで考察する。

珠玉の昭和史検証。



石原莞爾の戦場経験は乏しく、指揮能力は疑わしい。

山本五十六は「戦争に反対」ではなく「負ける戦争に反対」だっただけ。

海軍善玉論に石原莞爾名将論。否定されて久しいが、未だに根強くイメージが残っているものだ。

それらはなぜ誤っているのか?また、なぜ生まれ、流布され、信奉者を生み出し続けるのか?

さらに瀬島隆三、源田実、奥宮正武、黒島亀人など、事実の隠蔽や改竄を行った人物を俎上にあげ、

『山本五十六』『坂の上の雲』が触れなかった事柄から虚構を生んだ土壌までも考察する。

旧軍人の証言を直に聞いてきた三人が秘話を語りつくす!



■石原の戦争観や戦争論も留学時代の知識の受け売りだった

■瀬島龍三は保阪正康に買収を仕掛けてきた

■阿川弘之『山本五十六』旧版の絶版は、「事件」と呼ぶのがふさわしい

■「その後の秋山真之」を司馬遼太郎が書かなかった理由

■特攻の作戦計画を練ったのは源田実と黒島亀人だった

■最初の特攻要員を志願だったことにしたい海軍軍令部が行った詐術

■辻政信の著作は研究者の参考にならない

■『トラトラトラ』を書いたプランゲも黒島に騙された

■敗北に学んだように見せかけて、敗戦原因をぼかした源田実



【目次】

まえがき

第一章 怪しげな戦史の作者たち

第二章 真相の暴露を恐れる人々

第三章 創られた英雄・山本五十六

第四章 戦史はこうして上書きされる

第五章 「海軍善玉論」 が覆い隠したこと

第六章 平和国家の忘れもの

あとがき

ジャンル
歴史
発売日
2026年
7月10日
言語
JA
日本語
ページ数
264
ページ
発行者
KADOKAWA
販売元
DWANGO Co., Ltd.
サイズ
3.6
MB
昭和の怪物 七つの謎 昭和の怪物 七つの謎
2018年
太平洋戦争、七つの謎 ──官僚と軍隊と日本人 太平洋戦争、七つの謎 ──官僚と軍隊と日本人
2009年
「昭和天皇実録」の謎を解く 「昭和天皇実録」の謎を解く
2015年
あの戦争は何だったのか―大人のための歴史教科書― あの戦争は何だったのか―大人のための歴史教科書―
2005年
太平洋戦争への道 1931-1941 太平洋戦争への道 1931-1941
2021年
賊軍の昭和史 賊軍の昭和史
2015年