蜻蛉日記 中
Publisher Description
日記文学。道綱の母著。作者道綱の母と夫藤原の兼家との結婚生活を中心に、作者の半生を描いたもの。一夫多妻の平安貴族社会の中に生きる女性の愛の苦悩を、伝統的和歌の情緒表現によりながら深く濃やかに描いている。主要な伝本は写本だが、当館本は元禄10年(1697)大坂の天王寺屋源右衛門の刊行。契沖の手になる水戸中納言御本との校合が写されている。榊原芳野旧蔵。福田敬同「福田文庫」、小中村清矩「陽春廬記」などの印記あり。(岡雅彦)(国立国会図書館デジタルコレクション解題より)
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タイトルヨミ:カゲロウノニッキ 2
著者ヨミ:フジワラミチツナハハ
シリーズ名ヨミ:カゲロウノニッキ コクリツコッカイトショカンゾウショ
出版者:天王寺屋源右衛門
出版年月日:1697