衛府の七忍 10
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3.4 • 34件の評価
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発行者による作品情報
七人の怨身忍者、ついに集結す! 敵は海底移動城塞・竜宮城を支配する、浦島太郎と乙姫。さらわれた伊織を救出するため、カクゴたちが駆ける! 七忍の戦鬼たちよ、超常の忍法を駆使して、鬼を滅しようとする刃と戦い、まつろわぬ民の牙となれ! 各界の話題を独占した山口時代活劇、ここに堂々完結す!
カスタマーレビュー
ramro cha
、
この終わり方は無いだろ
物語としてはかなり酷い終わり方だ。あれだけ一巻から「幕府が〜、権力が〜、差別が〜、これは自分たちの闘いなんだ、虐げられた者の怨みなんだ」とやっておいて、いざ決戦が始まるかと思ったら、親玉がいきなり改心して事態は収束。ラストの竜宮城の話なんか完全に蛇足。
あれこれと設定を詰めこむのは勝手だが、それ故にシリアスとエンタメの天秤が崩壊してしまった感じ。作者はそれに気づいてしまって、これ以上描いても面白くならない事を悟ってしまったのだろう。
個人的には「漫画」というジャンルの、価値を下げた作品。