表で覚える特許法
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発行者による作品情報
本書は、弁理士の方の座右の書、弁理士を目指す方の学習書、企業などで知財を仕事として扱う方の参考書、研究や技術関係の仕事をしている方の知財の指針・・・等になることを願って、特許法逐条解説第20版に基づいて執筆したものです。
特許法を実際に読んだ方ならよくお分かりと思いますが、こういった法律は日本語の文章が羅列されているだけで、一目でポイントが分かるといった構成にはなっていません。
特に特許法を理解しようとした場合、書かれている日本語をやみくもに順に読んでいくだけでは、なかなか理解することは難しいといえるでしょう。
実はそこには、コツがあるのです。
特許法の場合ですと(実は他の法律にも当てはまるのですが)、法律の文章の「主語は誰で(何で)」、「何を」、「いつ」、「どのようにするのか」を整理して読むと非常に良く理解できるものなのです。
つまり、特許法の条文を「主語」、「何を」、「いつ」、「する」の4つの項目に分解して読むと良い訳です。
この本は、その観点から、特許法の第一条から第二百四条までを前記の4つの項目に分解し、4つの項目をもとに条文を表にして整理したものです。
尚、本書は、特許法逐条解説第20版に基づいています。20版以降の法改正については、筆者も改訂版出したいと考えておりますが、読者の皆様もこの点には充分にご留意ください。
本書が、わずかでも読者の皆様のお役に立つならば、筆者としてこれ以上の喜びはありません。