表面・界面の二次非線形分光
実験のための理論入門
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発行者による作品情報
二次非線形レーザー分光法は,強力なレーザー光を表面・界面に集光して,非線形光学過程によって発生する新たな光を検出し,1ナノメートル程度の厚みの表面・界面の分子構造についての知見を得る,という実験手法である.本書は,二次非線形レーザー分光法による表面・界面の実験的研究に必要な基礎理論を,理工系の大学生と大学院生向けに解説する教科書である.内容は,電磁波の方程式,線形光学,二次非線形光学,感受率と分極率,エネルギーダイアグラム,電気四極子遷移,など.