親指が行方不明 親指が行方不明

親指が行方不‪明‬

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発行者による作品情報

【名越康文氏(精神科医)、推薦!】
我々の心と意識と身体は、
実は別々のタップを踏み続けている。
足が絡まり転びそうになりながらも、
我々は人生という舞台で踊り続けるのだ。

普段見落とされている、
この生きづらさの本質を、
著者は活き活きと暴き出す。
このことが納得できるだけで、
どれだけ多くの人生が
救われることだろうか。

* * *

ぎこちない、まとまらない、よそよそしい。
この「こころ」と「からだ」をどう生きるか。
内側にある「もう一人の自分」との出会い方。

* * *

いつの頃からか両手の親指が「行方不明」になりがちだ。
親指がつながっていない感じがあるため拳を握るのが難
しい。感覚的にはみ出たまま、いつも熱を帯びている。
動くときは引っかかる感じがする。ズレは親指に限らな
い。僕はいろいろと不具合を抱えている――この探求が
僕と同様に困りごとを抱えている人の生きやすさにつな
がればいいなと思っている。(本書より)

ジャンル
小説/文学
発売日
2022年
2月25日
言語
JA
日本語
ページ数
192
ページ
発行者
晶文社
販売元
Digital Publishing Initiatives Japan Co., Ltd.
サイズ
2.2
MB

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