詩の原理 萩原朔太郎著作集
-
- ¥100
-
- ¥100
Publisher Description
優れた詩論である「詩の原理」を始め、詩人萩原朔太郎の詩業以外を集成
萩原朔太郎について
萩原 朔太郎(一八八六年〜一九四二年)は、島崎藤村と並んで、近代詩の新しい地平を拓き「日本近代詩の父」と称されています。代表作に詩集『月に吠える』、『青猫』、短編小説『猫町』などがあります。(当古典教養文庫には、そのすべての詩作品を収録した「萩原朔太郎全詩業」があります)
この萩原朔太郎著作集には、生粋の詩人である朔太郎の評論、随筆、小説、短歌、俳句を修正しました。異なった角度から詩人を見ることができ、大変興味深い内容だと思います。
中でも「郷愁の詩人 与謝蕪村」は傑出した一編だと思います。
この本には以下の作品が収録されています。
詩の原理
郷愁の詩人 与謝蕪村
散文詩・詩的散文
詩の翻訳について
蒲原有明に帰れ 1925
小説家の俳句
月の詩情
初めてドストイェフスキイを讀んだ頃
ニイチェに就いての雑感
病床生活からの一発見
僕の孤独癖について
ウォーソン夫人の黒猫
易者の哲理
家庭の痛恨
冬の情緒
装幀の意義
常識家の非常識
童話と教育について
ローマ字論者への質疑
夏帽子
秋と漫歩
名前の話
日清戦争異聞(原田重吉の夢)
猫町
喫茶店にて
石段上りの街
老年と人生
夢
流行歌曲について
ラヂオ漫談
短歌
俳句
二十三夜
断調
花あやめ
(古典教養文庫について)
古典教養文庫は、日本のみならず広く世界の古典を、電子書籍という形で広めようと言うプロジェクトです。以下のような特長があります。
1、古典として価値あるものだけを
これまで長く残って来たもの、これから長く読み継がれていくものだけを選んで出版します。
2、読みやすいレイアウト
文章のまとまりを、適切な改ページで区切って、iPhoneはもちろん、iPadやMacでの読書に最適化しました。また、作品の一編一編にも索引を付けましたので、目次から直接アクセスできます。
青空文庫をベースとしている場合も、適切に処理してありますので、そのまま青空文庫の物をダウンロードして読むよりも格段に読みやすくなっています。
3、美しい表紙
プロのデザイナーによる美しい表紙をつけました。書籍と関連づけられた美しい表紙で、実際の本を読むような感覚に浸れます。
4、スピーディーな改版
紙の本と違い、誤植の修正や改訂などすぐに対応でき、刻々と進化を続けます。