認知症も悪くない
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発行者による作品情報
研究者として、当事者として。
高齢者福祉の現場に立ち続けていた著者が、妻の母との同居を通して見えてきた認知症の「よい」側面。
悲惨なものとしてとらえられがちな認知症に新たな見方を提示する一冊。
【目次】
第一部 認知症になった母の人生
第1章 母の人生について 認知症前まで
第2章 認知症と共に生きる人生が始まる
第3章 病気の発見~入院=大きな転換点
第4章 いよいよ同居が始まった
第5章 グループホームに入居
第二部 認知症を考え直す
第1章 日本社会がみている「認知症」という病
第2章 認知症の人と歩む介護者からのメッセージ
【著者紹介】
西口 守(にしぐち まもる)
1956年生まれ 明治学院東村山高校卒業。専修大学法学部法律学科、上智社会福祉専門学校を卒業後、都内の高齢者施設相談員【指導員】として勤務。働きながら日本社会事業大学大学院社会福祉学研究科修士課程修了。その後、上智社会福祉専門括学校専任教員、国際医療福祉大学講師を経て東京家政学院大学助教授、准教授、教授。
専門は社会福祉、高齢者福祉、高齢者ソーシャルワークなど。
現在、NPO法人ひとりとみんな【外国人介護福祉士支援】理事長、町田市の高齢者関係審議会や委員会の委員、委員長を務める。