読むと死ぬ本 読むと死ぬ本

読むと死ぬ‪本‬

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    • ¥2,000
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発行者による作品情報

それでもこの本を開こうとするあなたへ。
お急ぎでない場合は、身辺の整理を済ませておくことを強くお勧めします。
正直なところ、どこまで読んだら「この本を読んだ」という判定になるのか判断しかねるのが心苦しいところです。

警告はしました。
かつてロシアには「読むと死ぬ本」が存在しました。
日本でも翻訳され、読者が本当に次々と亡くなっていったため、この世から消えた--はずでした。
今、私の目の前に現れた一冊の本。
この本を開いたときから、私の運命は狂い始めたのです。

【あらすじ】
ベストセラー作家を夢見ながらも売れない小説を書き続ける私。ロシアで「読むと死ぬ本」と呼ばれる本を書き、謎の生涯を送ったセージャ・ダビニフスのドキュメントを書き上げ、担当編集の氷上さんに手渡すと、「実は見つかったんですよ、本物が。彩藤さん、読みたくありませんか……?」と告げられた。本当に読むと死ぬというのだろうか。その呪いは本物なのだろうか。私は興味をひかれつつもその日は答えを出さずに帰宅した。そして、その日、あの人に死が訪れた--。現代によみがえった本が、私の生活を侵食していく。いやだ、死にたくない。だれか助けてください。

ひらけば最後、死が訪れる――。

ジャンル
ミステリー/スリラー
発売日
2025年
9月10日
言語
JA
日本語
ページ数
208
ページ
発行者
講談社
販売元
Kodansha Ltd.
サイズ
6.1
MB
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