誰が奥寺翔を殺したのか?(1)
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発行者による作品情報
1995年――ある男子生徒が殺された。生徒の名前は「奥寺翔」。不良達が幅を利かせる小さな田舎町に転入してきた優等生の奥寺は、不良達に痛めつけられながらも自分の目的達成のために異常な行動をとり始める。不穏な空気が町を包み始める中、奥寺は誰に何の為に殺されたのか――。
APPLE BOOKSのレビュー
1990年代のとある地方都市を舞台に、一人の男子高校生が殺された事件を描く本格派サイコサスペンス作品。1995年11月13日、不良少年たちが幅を利かせる田舎町の高校に編入してきた奥寺翔が何者かに殺害される。果たして彼は、どんな理由で、誰に殺されたのか。一見、おとなしい優等生に見える奥寺翔だったが、次第に常軌を逸していく。町全体が不穏な空気に包まれていくスリリングな展開に、事件の結末を知る読者はぐいぐいと引き込まれるだろう。多くのヒット作を生み出してきた原作の河田雄志と作画の行徒(ゆきと)のコンビが新たに放つ、早く続きが読みたくなる注目作だ。