諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない
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3.9 • 53件の評価
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発行者による作品情報
耐える人生か。選ぶ人生か。
前向きに「諦める」ことから、自分らしい人生が開けてくる。
諦めることは、逃げることにあらず。
与えられた現実を直視し、限られた人生を思い切り生きるために、
よりよい選択を重ねていくことこそが「諦める」ことの本質である。
オリンピックに3度出場したトップアスリート・為末大が、
競技生活を通して辿り着いた境地。
【目次より抜粋】
■第1章:諦めたくないから諦めた
・手段を諦めることと目的を諦めることの違い
・「勝ちやすい」ところを見極める
■第2章:やめることについて考えてみよう
・「せっかくここまでやったんだから」という呪縛
・「飽きた」という理由でやめてもいい
■第3章:現役を引退した僕が見たオリンピック
・「勝てなくてすみません」への違和感
・コーチを雇う欧米人、コーチに師事する日本人
■第4章:他人が決めたランキングに惑わされない
・積む努力、選ぶ努力
・どの範囲の一番になるかは自分で決める
■第5章:人は万能ではなく、世の中は平等ではない
・生まれによる階級、才能による階級
・「リア充」なんて全体の10パーセントもいない
■第6章:自分にとっての幸福とは何か
・世の中は平等ではないから活力が生まれる
・どうにかなることをどうにかする
カスタマーレビュー
購入しているが、
iPad でダウンロードできない。
iPhone ならできる…。なぜでしょうか?
どなたか教えてくれませんか?
「手放す」ことの大事さ
「手放す」ことの大事さを教えてくてる本だと思いました。
自分の中にあるこだわりや他人からの評価といったモノを手放すのは、勇気のいることです。
しかし、手を放すことにより、新しいモノを掴める手が生まれます。そういったことを書かれているのだと思いました。
また、為末さんの選択した陸上競技400メートルハードルというのは、面白い選択肢だと思います。
自分がこだわっている分野の「隣」にあるのが、案外、自分にとっての開拓地であることが、往々にしてあるからです。自分がこだわっている分野=他人(多くの人)も同じようにこだわっている分野、であることが多いからかな、と思いました。