豚のレバーは加熱しろ
-
-
4.6 • 22件の評価
-
-
- ¥730
-
- ¥730
発行者による作品情報
豚のレバーを生で食べて意識を失った、冴えないオタクの俺。異世界に転生したと思ったら、ただの豚になっていた!
豚小屋で転がる俺を助けてくれたのは、人の心を読み取れるという少女ジェス。
ブヒッ! かわいい! 豚の目線なら、スカートの裾からチラリと純白の……。
「あの、心の声が聞こえていますが……」
まずい! 欲望がだだ漏れだ!
「もしお望みでしたら、ちょっとだけなら」
え、ちょっ……!?
まるで獣のような俺の欲望も(ちょっぴり引き気味ながら)受け入れてくれる、純真な少女にお世話される生活。う~ん、豚でいるのも悪くないな?
これはそんな俺たちのブヒブヒな大冒険……のはずだったんだが、なあジェス、なんでお前、命を狙われているんだ?
さあ魔法もスキルも持たぬブタよ、過酷な運命に囚われた少女を、知恵と機転と嗅覚で救い出せ!
第26回電撃小説大賞《金賞》受賞作、豚転生ファンタジー!
カスタマーレビュー
かるかるか
、
本格ファンタジー好きにこそ読んで欲しい名作。
タイトルを見て、侮ることなかれ。
本作は恐ろしいほど計算されて作られた、本格ファンタジーである。
ほの暗い雰囲気の世界観を感じさせながらも、ブタ主人公のウィットに富んだ「地の文」に、思わずクスリとさせられてしまう。
そしてなにより特筆すべきは、ヒロインの可愛さである。
読めばあなたも、献身的なジェスの可愛さに思わず「ぶひぃ」と鳴いてしまうことだろう。
噂に違わぬ、素晴らしい作品でしたぶひ。