責任と判断 責任と判断

責任と判‪断‬

    • ¥1,800
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発行者による作品情報

「歯車理論」や「小物理論」の虚偽を突き、第三帝国下の殺戮における個人の責任を問う「独裁体制のもとでの個人の責任」、アウシュヴィッツ後の倫理を検討し、その道徳論を詳らかにする講義録「道徳のいくつかの問題」など、ハンナ・アレント後期の未刊行論文集。ユダヤ人である自らの体験を通して全体主義を分析し、20世紀の道徳思想の伝統がいかに破壊されたかをたどる。一方、人間の責任の意味と判断の能力について考察し、考える能力の喪失により生まれる“凡庸な悪”を明らかにする。判断の基準が失われた現代こそ、アレントを読むときだ。

ジャンル
ノンフィクション
発売日
2016年
8月8日
言語
JA
日本語
ページ数
582
ページ
発行者
筑摩書房
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
2
MB
人間の条件 人間の条件
1994年
今を生きる思想 ハンナ・アレント 全体主義という悪夢 今を生きる思想 ハンナ・アレント 全体主義という悪夢
2022年