赤かぶ検事奮戦記 蝋人形館の殺人
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3.7 • 43 Ratings
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Publisher Description
「この人、痴漢です!」車内の携帯電話を注意された腹いせに訴えた夕季子の、それが死への第一歩だった。勾留に耐え容疑を晴らした男は、名前さえ明かさずに去っていった。夕季子の血まみれの生首が発見されたのは、それから間もなくである。殺害現場の近くには男の館があり、屋根裏部屋には美貌の蝋人形たちが……。赤かぶ検事に閃いた身の毛もよだつ想像とは!?
Customer Reviews
オリコう。
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断定的な
古い推理作家さんにありがちなのですが、推理が断定的になる傾向があると感じており、この作品も所々にその要素が感じられました。
あと、会話も古い言い回しや、表現で書かれていて、少々違和感を感じました。
Cinako
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現実感が乏しい作品
検事や刑事の言動があまりにも現実感がないように感じられる
路傍の爺い
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酷い
単なる推測がいつの間にか既成の事実になり、しかもその推理というのは井戸端会議並の会話から導き出されたもの。人物描写も薄く、彼らの間で交わされる会話は繰り返しが多く言葉使いも不自然。明かされる真相は全く意外性がない。最後まで我慢して読んだが、悪書も人生の肥やしと自ら納得させるしかないか。