近現代中国と読書の政治 読書規範の論争史 近現代中国と読書の政治 読書規範の論争史

近現代中国と読書の政治 読書規範の論争‪史‬

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発行者による作品情報

人々は読書という行為にいかなる期待を込め、そしてその期待はいかなる社会的背景で形作られたのか。1930年代、1980年代の中国を対象に「いかに読むか」に対する論争を歴史的に分析する本書は、過去からつながる現在の中国を理解するとともに、これからの読書を考えるものである。

【主要目次】
序章 焚書の政治から読書の政治へ――書物をめぐるシンボリズム
第1章 上海の「グーテンベルクの銀河系」――先行研究・視座・時期設定
第2章 消費する読者への交錯する期待――読書雑誌とその機能
第3章 民族を引き上げる読書――国民党の文化運動
第4章 行動のための読者――左翼にとっての抗戦
第5章 革命的な読書――連続性のなかの毛沢東時代
第6章 読書熱の両義性――ポスト文革へのあゆみ
第7章 未完の「八十年代」――『読書』時代の終焉
終章 読書の政治学

ジャンル
歴史
発売日
2024年
3月4日
言語
JA
日本語
ページ数
288
ページ
発行者
東京大学出版会
販売元
Digital Publishing Initiatives Japan Co., Ltd.
サイズ
18.4
MB