近道子宝[近道子宝知恵袋・童子智恵嚢](仙台板・陸前板・4種) 近道子宝[近道子宝知恵袋・童子智恵嚢](仙台板・陸前板・4種)

近道子宝[近道子宝知恵袋・童子智恵嚢](仙台板・陸前板・4種‪)‬

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発行者による作品情報

近道子宝[近道子宝知恵袋・童子智恵嚢](仙台板・陸前板・4種)
【判型】大本2冊。収録順に縦255・262・252・249粍。
【作者】平井自休作。
【年代等】嘉永5年板([仙台]菅原屋安兵衛ほか板)と文久元年板([陸前若柳]鈴木屋善蔵板)。
【備考】分類「往来物」。仙台板と陸前板を各2種ずつ収録した。『近道子宝』は、手習い初学者に必要な衣食住・職業などの基本語彙と心得を綴った往来物。「童部(わらんべ)の時早く習しるへき事あり。先(まず)上をは天という、下をは地と云。月日の出る方を東といふ…」で始まり、天地・四方・四季・年号・十干十二支・日本国名・地形・生物・幼少時の通過儀礼・学習上の心得(学習すべき往来物として『手習状(初登山手習教訓書)』『実語教』『江戸往来』『今川状』『庭訓往来』を挙げる)・布帛・衣類・食物・住居・武士用字・百姓用字・職人用字・商人用字・町人の利・神儒仏・芸能・禁制(童蒙にふさわしくない遊び)・富裕者になるまじないと倹約の誓い、の順に語彙や心得を列記する。初刊本は大本1冊で大字・3行・付訓の手本用に記すが、後続の諸本は頭書に絵抄や関連記事を付す。また、本書は江戸・仙台・山形など東日本のみで板行・普及したのが特徴で、上方では『近道子宝』の書名での出版例はなく、京都では享保15年刊『示童宝鑑』、大阪では明和5年刊『寺子宝久種(寺子幼訓往来)』などの改編版が上梓された。このほか江戸では、本書の改編版『早道童子宝』が明和以降に刊行されている。また、本書は基本語彙の学習に適していたことから、明治6年刊『〈文明捷径〉子宝習字章』、明治初年刊『〈開化〉近道子宝』など明治期の往来物にもしばしば模倣された。

ジャンル
歴史
発売日
2024年
6月19日
言語
JA
日本語
ページ数
50
ページ
発行者
成錦堂
販売元
Awaji bookstore Seikindo
サイズ
31.8
MB
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