迷宮博物‪館‬

「モナリザ」は、言わずと知れたレオナルド・ダ・ビンチの最高傑作であり、またルーブル美術館の華であり、世界中で最も知られた名画です。「モナリザ」とは、「私のリザ」といういう意味で、ダ・ビンチがフィレンツェの商人のジョコンダ夫人、エリザベッタをモデルにして描いたものです。

この「モナリザ」の絵画の魅力は、何といっても、その吸い込まれるような眼と口元の微笑にあります。まるで「あなたは、この私の微笑みの謎が解けるでありましょうか?」と、問われているような気がするのです。その挑戦的な「モナリザの微笑」は、これまで五百年間ずーっと謎となってきました。おそらくこれからも「モナリザの微笑」は、永遠の謎で有り続けることでありましょう。

そこで許されるならば迷宮博物館に脚を踏み入れて、この禁断の謎に迫ってみたいと思うのです。