



違国日記(1)
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4.1 • 82件の評価
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- ¥660
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発行者による作品情報
【電子限定!雑誌掲載時のカラー原画を特別収録!】35歳、少女小説家。(亡き母の妹) 15歳、女子中学生。(姉の遺児) 女王と子犬は2人暮らし。
少女小説家の高代槙生(こうだいまきお)(35)は姉夫婦の葬式で遺児の・朝(あさ)(15)が親戚間をたらい回しにされているのを見過ごせず、勢いで引き取ることにした。しかし姪を連れ帰ったものの、翌日には我に返り、持ち前の人見知りが発動。槙生は、誰かと暮らすのには不向きな自分の性格を忘れていた……。対する朝は、人見知りもなく、“大人らしくない大人”・槙生との暮らしをもの珍しくも素直に受け止めていく。不器用人間と子犬のような姪がおくる年の差同居譚、手さぐり暮らしの第1巻!
APPLE BOOKSのレビュー
不器用で人見知りの小説家、槙生(まきお)と姪の朝(あさ)の同居の日々をやさしくも淡々と描く「違国日記」。「わたしは決してあなたを踏みにじらない」。そう宣言して、槙生は両親を亡くした朝と一緒に住むことを決意する。正反対の性格でありながら、互いの違いを認め合い、尊び、少しずつ関係を築いていく。二人の心地よい距離感、そしてそこに流れる空気や温度感までもが丁寧に描写されていく。映画のワンシーンのような情景と深く心に響く槙生と朝の会話がつづられた、静謐さ漂う美しい作品。