遮那王 義経(12)
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発行者による作品情報
武蔵坊弁慶とともに奥州を目指す漂太(義経)の首に、平清盛が五百貫の賞金をかけた。賞金稼ぎたちへの目くらましにともぐりこんだ山賊団「夜叉党」で、漂太は頭(かしら)の“盛(もり)”という男に出会う。過去のしがらみを曲げてでも漂太を守ろうとする盛に、漂太は新たな絆を感じる。「勇の者」、現る! ──そして、白河の関へ行く期日も迫る中、漂太は伊豆を訪ねる。本物の牛若の兄・源頼朝に会うために……!