避難生活ハンドブック ~大規模災害を生き抜くために~
発行者による作品情報
2016年に発生した熊本地震では、避難生活で体調が悪くなり亡くなった震災関連死の方が、建物の倒壊などの地震による直接的な被害で亡くなった方の4倍にものぼりました。
自然災害を人間の力で食い止めることはできませんが、災害が発生した時に何が起こるのかを想像し、どうやって身を守るのかを考え、準備しておくことで、被害を小さくすることはできます。
このハンドブックは、過去の災害を体験された住民の皆さんや被災者を献身的に支えた関係者の声をもとに、過酷な避難生活を生き抜いていくための術(すべ)を伝えるために作ったものです。
身近に置いて、日常生活の中で防災を意識していただくとともに、避難生活に備えていただけたら幸いです。