金融排除 地銀・信金信組が口を閉ざす不都合な真実
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発行者による作品情報
「貸出先がない」「銀行の数が多すぎる」という銀行の常識は正しいのか。「十分な担保・保証がある企業以外には貸し出しをしない」という「金融排除」を銀行自らが疑いもしないのはなぜか。特に人口減少の激しい地域で、この問題を放置すれば、地方の衰退を招くだけでなく、金融機関の自滅にも繋がりかねない。そこで金融庁は、排除の克服を求め「未来の健全性」を重視した銀行検査に着手。本書では「金融排除」の実態を明らかにしつつ、革新的なビジネスモデルで実績を上げ始めた金融機関の事例も紹介。「銀行消滅」に怯える前に、地方金融が活性化する方策はいくらでもある!
カスタマーレビュー
いっちゃんぴおん
、
社会関係資本とは
協同組織金融機関の役割とは何かについて、考えさせられた。保証協会の保証がないと融資をしない信用組合がなんと多いことか。農協もしかり。組合員の実態を理解することなく、延滞が始まるとすぐに担保の売却に走りたがる。
組合員の立場に立つこと、地域の発展に必要なことは何かを考えることの重要性を考えさせられました。