【鉱物願望シリーズ】初空アンバー
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Publisher Description
ある日、とある遊廓に売られてきた、白銀の髪に虹色の瞳を持つ女の子。
その子供はそこで暮らす遊女、青天に引き受けられ“白虹”と名前を付けてもらう。
その見た目から白虹は青天以外の者からは疎まれるが、青天には可愛がられ、それなりにも幸せに生活していた。
しかし、ささやかな幸せは永くは続かなかった。
それでもそこに残されたものを、白虹は抱き空を仰いだ。その虹色の瞳に映ったのは…。
「死んだら一片の鉱物になるの」がコンセプトの【鉱物願望シリーズ】第一弾!
Customer Reviews
なすぺ
,
生きるとは、死ぬとは
この作品では、「死んでしまった人が、遺された者にむけて託すその鉱物によって、思い出や生きた証を残していく」わけだけれど、その重さが伝わってくる心温まるお話でした。
私も、誰かに何かを残せるような人生を送りたいなぁ。