銀河ホテルの居候 落葉松の森を歩いて
-
-
5.0 • 1件の評価
-
-
- ¥740
-
- ¥740
発行者による作品情報
銀河ホテルの名物は、居候の苅部がつくった「手紙室」。妹とともに亡き両親からの手紙を受け取りにきた佳菜。幼い頃の記憶をたどり、手紙を書くなかで、家族へのわだかまりを少しずつ解いていく。一方、毎年ゼミ合宿の引率にきていた斉藤教授は今年で定年に。巣立っていく学生たちに向けて最後のメッセージを綴る。そして迎えた合宿最終日、思いがけない奇跡が……。「人は言葉を使うことで、世界と絆を持つ」――ここは、時間も場所も超えて想いが届く場所。清涼感たっぷりの爽やかな一冊!