関ヶ原 島津退き口
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5.0 • 2件の評価
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発行者による作品情報
全軍敗走の中、島津義弘軍は故国をめざし、決死の敵中突破を敢行する。世に言う“島津の退き口”である。島津家はなぜかくも少数の兵のみで関ヶ原を戦ったのか?戦場を脱した彼らのその後の運命は?残された兵士の手記から、日本戦史上の快挙の全貌を描く。
カスタマーレビュー
村上ファンド
、
事実究明主義の良い本
歴史物の本はファンタジーになりがち
その点本書籍は現世に残っている書物と物理的に可能な行動か、その行動は合理的か、を吟味している。(俗に言う「諸説あり」)
また登場人物を英雄視するわけでもなく客観的な心情解釈がある。
歴史的大事件の島津退き口を勉強するには大変良い本である。