闘病の記
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発行者による作品情報
主人が脳溢血で倒れて九年経ちました。
振り返る心のゆとりも少し出てきたように思い、闘病記を書いてみたらどうかと思ったのですが、主人は、
「僕は別に闘病しているという感覚はないんだよ。ありのままに神さまのみこころとして受け入れているだけだ。闘病しているとしたら
お前の方ではないのかな」と言います。
夫が脳溢血で倒れたら、確かにその日から
妻の闘病が始まるのかもしれません。