青楼美人合姿鏡 秋‪冬‬

書名は第2・第3冊(合1冊)表紙の書題箋による。第1冊巻頭・巻末及び表紙印刷題箋は、国書総目録にもない「新よし原細見合」という書名になっている。本書は、第1冊と第2・3冊の取り合わせ本で、序文を欠くが、第2・第3冊を欠く当館蔵の別本(請求記号 WA32-10 )には序文があり、書名も「青楼美人合姿鏡」となっている。本書は、安永期浮世絵界の名手勝川春章と北尾重政が吉原の遊女の姿絵を共同執筆した多色摺絵本。蔦屋重三郎と山崎金兵衛との合板(協同出版)となっているが、資金は山崎が出し、蔦屋は企画と重政・春章への交渉を担当したのではないか、ともいわれている。最初期の蔦屋の出版物のうちで名作の呼び声の高いものである。風俗絵巻図画刊行会から複製が出されている。(国立国会図書館デジタルコレクション解題より)

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タイトルヨミ:セイロウビジンアワセスガタカガミ 2
著者ヨミ:キタオシゲマサ1セイ、カツカワシュンショウ
シリーズ名ヨミ:セイロウビジンアワセスガタカガミ コクリツコッカイトショカンゾウショ
出版者:山崎金兵衛,蔦屋重三郎
出版年月日:1776
種類:絵本・絵巻