鞄屋の娘 鞄屋の娘

鞄屋の‪娘‬

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発行者による作品情報

彼女は鞄を作る父の背中が好きだった。だだだ、だだだ、というミシンの音が「父の音」だった。やがて、家庭に安住できない父は家を出、亡くなった。大人になり、息子をもうけた彼女には既に母もなく、どこかで暮らす同じ「掌(てのひら)」をした異母兄だけがいた……。やがて、彼女は父と同じ鞄作りを始める――。家族、愛、人生の意味を問う第6回小説新潮長篇新人賞受賞作。

ジャンル
小説/文学
発売日
2006年
1月20日
言語
JA
日本語
ページ数
129
ページ
発行者
光文社
販売元
Kobunsha Co., Ltd.
サイズ
511.4
KB

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