



鞍馬天狗のおじさんは
~聞書アラカン一代~
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発行者による作品情報
……あこがれのアラカンに、はじめて私が会ったのは昭和三十五年の秋、解散の色濃い新東宝撮影所。ついに長ずるに及んで芸能ジャーナリストとなった私は、少年のように胸を弾ませて、インタビューにおもむいたのである。(中略)
かくて足かけ三年、四十九年十二月八日の誕生日まで折にふれての聞き書きは、四百字詰原稿用紙千枚をこえた。資料及び写真はわが陋屋に足の踏み場もなくなり、『聞書アラカン一代』なる一冊に編まれることとなったのである。(本文抜粋)