響映する日本文学史 響映する日本文学史

響映する日本文学‪史‬

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発行者による作品情報

古典から近代に至るまで、ひとつの文学作品はまた別の作家を産み、作家たちはまた新たな作品を作り続けてきた。

たとえば、『源氏物語』に引用される古歌は在原行平が須磨を訪れたときに詠んだ和歌を踏まえているのは有名な話だが、さらに、謡曲を愛した夏目漱石は「涼しさの闇を来るなり須磨の浦」という俳句を残している。

またその夏目漱石が執筆した『草枕』は、刊行から六十年近い歳月が経ってから翻訳され、カナダのピアニスト、グレン・グールドの座右の書となったという。その後、日本では、グールドと『草枕』の研究が進展している。

それぞれの関連性を軸に、「響映」=「響き合い、映じ合う」という視点から史実をひもとくことで、新たな日本文学の姿を明らかにする。

まるで物語のように読み進められる、ドラマティックな文学史入門。

ジャンル
小説/文学
発売日
2020年
10月31日
言語
JA
日本語
ページ数
157
ページ
発行者
左右社
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
2.6
MB
枕草子 上 枕草子 上
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枕草子 下 枕草子 下
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